月刊誌「コロンブス」8月号に掲載されましたので、ご紹介いたします。

 

 

 

「節電の夏、事業所・工場、学校などで着脱可能な省エネ遮光パネルが人気」

 

全 国で深刻化している電力需給問題の影響もあり、省エネ製品の売れ行きが好調だ。とりわけ電力消費量の多い事業所・工場・大型施設などでは節電が喫緊の課題 となるなか、初期投資が少なく効果も大きいウインドーフィルムやパネルの人気が高い。(株)ミナミヒーティングプランが今、全力をあげて取り組んでいるの がこの分野だ。遮熱・断熱性に優れ、カンタンに着脱できるオリジナル製品「まどりーど」(R)で採用実績を重ねているという。

 

ま どりーどは厚さ2ミリの樹脂パネル。熱還流率を単板ガラスの約2分の1まで抑えている。これを室内の窓ガラスに厚さ3ミリの空気層を持たせて取り付け、二 重窓のようなカタチにすると空調効率が上がり、冷暖房の節電効果が最大3割高めることができるという。さらに冬は空気層による断熱効果により結露防止にも 役に立つそうだ。

 

さらに同社はここでもうひと工夫を施している。サッシ枠のビートやコーキング部に差し込むクリップを開発、ワンタッチでパネルを着脱させる方法を考え出したのだ(特許出願済)。これで賃家やマンションの共有部分への対応もスムーズになり、採用される例が急増したという。

 

パネルタイプの利点としては、遮熱効果はあっても断熱できないフィルムに見られるような、冬場に電気代が多くかかってしまうという心配が不要なこと。またフィルムに比べ、強靭なので、地震や衝撃でガラスの飛散防止や防犯効果が高くなることなどがあげられる。

 

「販 売を開始した09年から全国で1,500件以上の住宅、施設に取り付けたが、「付けた翌日からエアコンの効きが良くなった」という声もあるほど」と村上誠 社長は胸を張る。「最近は一般住宅に加え、事業所・工場・学校などからの問い合わせが急増中だ。」とも。「特に学校では近年、エアコンを設置するところが 増えており、まどりーどのような製品への期待が大幅に高まっている」という。

 

節電・省エネ対応が当たり前のこととされるようになった今、同社の活躍に期待が集まっている。