たまNAVI(たま産業ニュース)No.40に掲載されましたので、以下転載いたします。
健康、環境、省エネ機器を独自開発~床暖房のミナミヒーティングプラン
ミナミヒーティングプラン(稲城市・村上誠社長・042-379-6333)は、床暖房「パオ」シリーズを開発・製造している。
「ゆかだんパオ」は温水式で効率の高い遠赤外線高放射パネルを使用する。配管は継ぎ目がなく高耐久性を実現。建物の間取りや形状に合わせた自由な敷設が可能で、既存住宅の床板を壊さず床下から工事する日本初の工法も開発した。
サービスネットワークを通して販売しており、「現在、販売施工代理店は88店。将来的には全国で300店、販売特約店パオショップは2万店のネットワーク構築を目指す」と村上社長は目標を語る。
輻射と自然対流による人に優しい冷暖房システム「ラジアン暖冷」も独自開発した。大学の研究室や大手企業の開発研究所など、わずかな風や温度・湿度の変化が許されない環境室で利用される他、厳密な温度・湿度管理を必要とするバイオテクノロジーの分野でも導入が進んでいる。
優 れた断熱・結露対策ができる樹脂二重窓パネル「まどりーど」は、節電・省エネ対策として企業からの注目度が高い。既存の施設や住宅の窓ガラスに大掛かりな 工事を必要とせず設置できるように開発した。地震や衝撃で窓ガラスが割れた場合の室内への飛散防止や、窓からの侵入への防犯対策にもなる。また、夏の節電 対策に「遮熱まどりーど」も新発売した。
今後も、健康、環境、省エネ機器のオリジナル製品開発に力を入れていく。